Rest
やはり患部はできるだけ使わない事が基本です。本人は大丈夫だと思っていても、安静にしておかないと炎症症状の助長する他にも 患部が再受傷を起こしたり、患部の周囲の組織に影響を与え、結果として治りが遅くなる 悪循環を招きやすいです。応急処置としては、動かさない・包帯やサポーターなど固定器具があれば固定しましょう。
Ice(冷却)
炎症症状がある患部に血流が多く流れると、炎症症状が増えてしまう性質があります。 患部を冷やすことで、血管収縮し代謝減少する事で、炎症反応の増長を防ぐことができ また痛みを伝える神経への鎮痛効果としても効果的です。
応急処置としては、氷水を袋に詰め(この時、空気を上手く抜いて下さい)患部に当てます。 約20分間、感覚が鈍くなるまでが望ましいです。1日3~4回繰り返してください。 (くれぐれも凍傷にはお気をつけください)
C(圧迫)・E(高拳)
腫れ(皮下出血など)している場合に行う行為です。 圧迫する事で、腫れを作る水分をリンパに吸収させやすくなります。 また心臓より高く挙げる事で、体幹(身体の中心)へ戻りやすくなり 結果、腫れが早く引くことができます。応急処置としては、上記の包帯等を巻く際に、スポンジなど弾力のあるものを 患部に当て固定し、心臓より高い所で挙げて安静にしておくことです。